予防接種の対象疾患 百日咳

Share on Facebook

百日咳とは

注射

百日咳は、百日咳菌という細菌に感染して引き起こされる気道感染症です。
特有のけいれん性の咳が数週間続きます。新生児や乳幼児が感染すると、咳に続いて嘔吐や無呼吸発作が生じ、重症化することがあり、致死的となる場合もありますので注意が必要です。免疫がない人が感染すると、80%以上が発病するといわれています。
成人が感染した場合は、咳が長期間続きますが比較的軽い症状で経過することが多く、受診・診断が遅れることがあります。そして気がつかないうちにワクチン未接種の新生児や乳幼児への感染源となる場合があります。

ワクチン接種は日本を含め世界各国で実施されており、ワクチン接種の普及とともに各国で百日咳の発生数は激減しています。しかし、ワクチン接種を行っていない人での発病は日本国内でも起こっており、世界各国でいまだ多くの流行が発生している病気でもあります。

百日咳の症状

百日咳は、百日咳菌に感染してから症状が出るまでの期間(潜伏期間)は概ね5~14日ですが2週間を超える場合もあります。症状の経過は、三期に分けることができます。
第一がカタル期です。
カタル期とは一般的には風邪をひいた際の症状とされ、こうした症状がでている期間のことをカタル期と呼びます。タンのからまない咳、くしゃみ、鼻水、微熱といったカゼ症状から始まります。1~2週間で咳がだんだんとひどくなります。

第二の痙咳期(咳発作期)に入ります。
連続した咳のあとに一気に息を吸い込むため「コンコン、ヒュー」と聞こえる咳発作を繰り返します。ただし、思春期以降は軽症になるために特徴的な「ヒュー」という音がないことがあります。また、6か月未満の乳児については、息を吸い込む力が弱いため、連続した咳の発作はあっても咳の終わりの息の吸い込みに「ヒュー」という音は伴いません。さらに乳児では、息を止めているような無呼吸発作を起こし致死的となることがありますので特に注意しましょう。
痙咳期は1~6週間続きますが、最初の1週間ぐらいで咳発作の回数が徐々に増え、その後は1日平均15回程度になります。

第三が、回復期です。
徐々に回復します。咳はだんだん発作的ではなくなり、2~3週間で咳をしなくなります。しかし、何ヶ月か経って呼吸器の病気をきっかけに咳発作が再燃することもありますので、しばらくは風邪などをひかないよう気をつけましょう。
※児童・生徒は、学校保健法で百日咳特有の咳がなくなるまで登校しないこととされています。(医師により伝染のおそれがないと認められた場合はこの限りではありません)

百日咳の予防

三種混合または四種混合の予防接種をうける必要があります。

0ヵ月から12ヵ月までの乳児の予防接種について


スポンサー広告



にほんブログ村 子育て情報

This entry was posted in こどもの健康情報. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

Spam Protection by WP-SpamFree