東日本大震災の記憶
こども関連のあれこれニュースと情報 2012年3月11日
子どもたちの見た「あの日」を3月18日から絵と作文で公開します。
東京・新宿の多目的ホール「全労済ホール/スペース・ゼロ」では、東日本大震災で被災した子どもたちの絵と作文を展示する「3月11日の、あのね。」を3月18日から12日間開催します。あの日の記憶を風化させないための大切な記録でもある作品からは、子どもたちが込めた思いやメッセージが強く伝わってきます。
絵画展示「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」では、版画家の蟹江杏さんが被災地の子供たちに絵本と画材を送ろうと友人にメールで呼びかけたのをきっかけに国内外から集まった画材を使って、福島県相馬市の子どもが蟹江さんと一緒に描いた作品を一挙に公開します。地下1階のギャラリーと多目的ルームで3月18日から29日まで閲覧できます。
作文展示「つなみ 被災地の子どもたちの作文展」は、宮城県と岩手県の子どもが津波体験を書いた作文を掲出。幼稚園児から高校生まで80人の作文をまとめた「つなみ 被災地のこども80人の作文集」(文藝春秋)はベストセラーになりました。場所は地下1階の展示室で、展示期間は3月21日から25日です。
いずれも展示時間は午前11時から午後7時(最終日は午後5時)です。
問い合わせ:スペースゼロ Tel.03-3375-8741